乃木坂46山下美月(20)が、今月21日発売の初ソロ写真集「忘れられない人」(小学館)の撮影を振り返り、見どころを紹介します。昨年10月にパリで撮影。初の水着ショットや“完全すっぴん”でのランジェリーカットなどに挑戦した。熱のこもったこだわりの1冊です。

ふんわりした雰囲気でポーズをとる乃木坂46山下美月(撮影・河田真司)
ふんわりした雰囲気でポーズをとる乃木坂46山下美月(撮影・河田真司)

パリは子供の頃からの憧れだったという。「とにかくおしゃれで格好良かったです。エッフェル塔もすごくおっきかった」と笑う。

写真集のコンセプトについて「観光しに来たというよりは、『パリに住んでいますよ感』を出したいと思いました。だからちょっと背伸びして、いろんな表情があります。大人っぽいのから、思いっきりはしゃいでいる写真もあります」と説明する。

初のビキニは恥ずかしさよりも、水の冷たさが記憶に残っている。「外にあるプールで、雨が降っていて。スタッフさんからは『寒いから入らなくていいよ』と言われたんですけど、せっかくプールで水着になったしと思って、飛び込みました。寒かったですけど、いい写真集を作りたいという熱で、なんとかなりました」。プロ根性だ。

初水着ショットは、ファン待望でもあった。「ここ1年くらい、握手会とかでも『写真集期待しているよ』『写真集出さないの?』って言葉をすごいいただいていました。ファンの皆様の期待に応えられるんじゃないかな、と思います」と自信を見せる。

すっぴんでベッドに寝転ぶランジェリーショットも掲載。シーツを羽織ったカットでは、自分からスタッフに撮影について提案した。「下着の位置とかをちょっと変えてみたりして、どうやったら体をきれいに見せられるかすごく考えました。完全すっぴんの撮影は本当に初めてなので、何も飾らない、ありのままの姿です」とアピールした。

積極的に意見をして、満足いく1冊に仕上がったという。「撮影中、結構熱くなっちゃって。自分から『こうしたい』『ああしたい』ってスタッフさんに言ったのも、ほとんど初めてでした。全カット使ってほしいくらいの出来栄えになりました」。新境地も開拓された、記念すべき写真集となった。【横山慧】

山下美月写真集「忘れられない人」の先行カット
山下美月写真集「忘れられない人」の先行カット

◆山下美月(やました・みづき)1999年(平11)7月26日、東京都生まれ。ファッション誌「CanCam」専属モデル。今年初夏公開の映画「映像研には手を出すな!」でメインキャストを務める。159センチ。血液型O。

(1月14日付紙面に掲載したものです)