乃木坂46の6期生大越ひなの(21)が、7月22日リリースの42枚目シングル「是非に及ばず」で初めて選抜メンバー入りを果たした。爽やかかつキュートな笑顔が輝く期待の新星は日々全てを吸収して大きく成長している。“乃木坂46の夏”を経験するのは2度目。新たな緊張感も楽しさも芽生え、刺激的な夏になる予感だ。【寺本吏輝】
★強
表題曲を歌唱し、選抜メンバーとして「真夏の全国ツアー2026」を回る。2つの「初」が一度に訪れたことで「素直にうれしい思いもありますし、限られた選抜の枠で今の私に何ができるのか考えて不安な部分もあります」と率直な思いを口にした。
自分には何ができるのか、改めて自身を見つめ直し「まだ私にはこれができます! と明確に決まったわけではないです」としつつも「今、私たち一番下の期に出来ることはとにかく全力で元気に頑張るということ、一生懸命にやることだと思います」と強い精神を持って歩み出した。
新曲「是非に及ばず」は歌詞からも振り付けからも力強さを感じさせる、疾走感のあるロックナンバーだ。早速、13日に行われたツアー初日の福井公演で初披露となった。「初選抜の曲ということで、より一層大切に踊りたいなと思って披露しました」という。
★試
選抜メンバーとしてどんな姿を見せるのかは「夏を通して確立していこうと思って取り組んでいる真っ最中です」。不安が完全に消えることはないが、「弱い気持ちでこのまま続けてしまったら、時間が無駄になってしまう。ポジティブになってとにかく動いて、体当たりでやっていこうとトライしています」と迷わず踏み出すことを重視。我武者羅な姿を見た先輩メンバーからアドバイスを受けることも多いといい、「先輩方との会話も交流が増えて、どんどん不安が減ってきました」。自らの行動が自信を生み、着実なステップアップへつながっている。
ミート&グリート(ファンとの交流イベント)で直接祝福の言葉を受け取ったことも、大きな後押しとなったという。「(冠番組の)『乃木坂工事中』で選抜発表をリアルタイムで見てくださった方が、『名前を呼ばれたから深夜なのに思わず叫んじゃった』って。何十人もそう言ってくださる方がいらっしゃって」。心温まる言葉の数々に「こんなに私の選抜入りを喜んでくれる方がいるんだと思えて、すごくうれしかったです」と目を輝かせて喜びを表現した。
★楽
25年2月に6期生として加入し、2度目の夏のツアー期間を迎えた。「今年は去年より覚えるポジションや振り付けが多いはずなのに、すごく楽しくて、大変だなって感じたことがないです」と頼もしい言葉を発した。体力面、精神面ともに一回り強くなった実感も胸に「とにかく自分が楽しんでいる姿を見て、ファンの方にもっと楽しんでいただくのが理想です。夏は長いように見えて意外とあっという間なので、振り返って『こうすれば良かった』という後悔を少しでも減らせるような活動をしていきたいです」と力強く意気込んだ。
今年元日に放送された音楽番組で、当時17歳のため深夜の出演ができなかった矢田萌華の代打で「ビリヤニ」のセンターを務めた際、堂々とした姿、豊かな表情などが話題になった。それから半年、さらに磨きがかかったパフォーマンス力が人々の目を奪う。
「周りを見ながらも、自分の個性を出すことを意識しながら練習するのがすごく楽しいんです。これからどうやって成長していこうかなって考えています。自分にできることは臆病にならずに笑顔で挑戦します」。
どんな場面でも持ち前の笑顔を光らせ、真っすぐに。夏を駆け抜けた先には、きっと唯一無二の輝きが待っている。
◆大越(おおこし)ひなの 2004年(平16)12月1日、静岡県生まれ。愛称「ひなの」など。25年2月加入の6期生。身長164センチ、血液型B。











