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こじるり無双再び選挙リポへ「今からプレッシャー」

リポーター風にマイクを向ける小島瑠璃子(撮影・滝沢徹郎)
リポーター風にマイクを向ける小島瑠璃子(撮影・滝沢徹郎)

2年前のテレビ東京選挙SP「池上彰の総選挙ライブ」でのリポート力で、池上無双と並ぶ“こじるり無双”が話題になったタレント、小島瑠璃子(25)が、今年も同局の「参院選ライブ」(21日午後7時50分)で選挙の現場をリポートする。「前回はひたすら火事場のばか力でした」振り返るこじるりに、現場力の背景と、今回の抱負を聞いた。

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-前回の総選挙では、2つの党の開票センターのほか、台風が近づく霞ケ関の様子までリポート。的確、聞き取りやすい、かわいいの3拍子そろったスキルが話題になりました。翌日の当欄で「こじるり無双」と書いた者としては、今回も池上無双と合わせて楽しみにしているんです

小島 プレッシャーですー(笑い)。名付けていただいて光栄ですが、今回も見てくださる人の期待に応えられるのだろうかと恐ろしくて。この仕事始めて10年間でいちばん反響が大きかったんですよ。週刊プレイボーイの表紙のお仕事で「グラビアでもこじるり無双」ってタイトルがついたくらい(笑い)。

-前回はスタジオを出て、立憲民主党と希望の党(当時)の開票センターをリポートしたんですよね

小島 政党の開票センターに行くのは初めてだったのですが、スタジオにいて大したことが言えないより、外に出させていただいて駆けずり回っている方が性に合っていると思って。

選挙特番での“こじるり無双”について語る小島瑠璃子
選挙特番での“こじるり無双”について語る小島瑠璃子

-躍進した立憲民主の福山幹事長の落ち着いた様子を「お父さんが食卓で朝ごはんを待っているようなリラックスした表情」と描写したり、惨敗ムードでシーンとしている希望の党では、思わず前かがみになって「大きな声を出せたもんじゃありません」とか。現場や人物の様子が生き生きと伝わってきました

小島 「食卓のお父さん」に関しては、テレ東の記者さんは「精悍(せいかん)な顔つき」と言ってくれたのですが、私が「精悍」が分からなかったんです。分からない言葉で背伸びするより「リラックスしている様子が食卓のお父さんみたいじゃないですか?」と言ったら、「そんなリポート聞いたことがない」って採用してくださって。

-放送後、テレビ東京に聞いたら、記者から小島さんに伝えた情報は「報道陣の数」「カメラの数」「それまでの状況」だけで、あとは小島さんがあの場で取材したものだと。選挙の取材は本当に時間がないだけに驚きです。日刊スポーツの記者になってほしい(笑い)

小島 光栄です(笑い)。でも、本当に時間がなくてびっくりしました。着いてから中継まで10分とか。「食卓のお父さん」みたいな要素をA4用紙にバーッと箇条書きにして、中継時間を考えると、お伝えできるのは3つが限界だと思ったので順番決めて。

選挙特番での“こじるり無双”について語る小島瑠璃子
選挙特番での“こじるり無双”について語る小島瑠璃子

-そんへんの奮闘が、小島さんが手にしていたA4のメモに表れていて。手書きの文字を四角で囲んだり、ぐりぐり塗りつぶしていたり。短い時間で自分で取材しているのが伝わってきました

小島 18歳から23歳までの5年間、スポーツニュース「S☆1」(TBS)で現場リポートをやらせていただいた経験が大きいです。スポーツの現場って、行ってみないと何が撮れるか分からないんですよ。選手がけがをしてほかの選手になったり、敗戦直後で何も話してもらえなかったり。あの5年間の経験が血となり肉となっているのかなって。でも、「選挙ライブ」では、文化祭の前日みたいな感覚が新鮮でした。極限に時間がない中、「間に合うのかこれ」って、みんなで目の色変えてやっている感じが。

-池上無双との相乗効果もあって。各党のボードの花のつけ方の違いなど、自分の手に余る解説は「どういう理由があるのですか」と池上さんにお任せしていた判断も的確で

小島 そこを見ていていただけたのはうれしいです。現場の記者さんに聞いたことを私がお伝えするやり方もあるのかもしれませんが、私には浮かばなかった発想を、自分が気付いたみたいに言うのもちょっと違うかなって。やはり政治記者さんや池上さんだから分かることは、ちゃんとお任せしようと。

選挙特番での“こじるり無双”について語る小島瑠璃子
選挙特番での“こじるり無双”について語る小島瑠璃子

-最後は霞ケ関からカッパ着て台風中継みたいなのもやる快刀乱麻でした(笑い)。

小島 あれがいちばん台本がなくて、恐ろしかったです(笑い)。カメラマンさんとあの場で全部考えて、脳みそから火が出そうでした。3カ所全部がむしゃらで、ひたすら火事場のばか力でした。

-器用で堂々としていて、任せて安心な感じはありますよ

小島 そんな(笑い)。でも、何かを同時にやるのは得意です。「PUBG」というサバイバルゲームのアプリやりながらテレビを見るとか(笑い)。子どものころから好奇心旺盛で、母によると、興味のあるものに走っていってしまうような子。目を離したら外国人の方に肩車されて盛り上がっていたことがあるって(笑い)。おもしろいもの、これ何だろうというものへの好奇心が、いい方に出たのかもしれません。

テレビ東京選挙特番「池上彰の参院選ライブ」への意気込みを語る小島瑠璃子
テレビ東京選挙特番「池上彰の参院選ライブ」への意気込みを語る小島瑠璃子

-投票には行っていますか

小島 行ってます。私は今も住民票が千葉なので、投票の時は必ず地元に帰ります。誰の名前も書かなくても、投票所に行って、紙を入れるということがどれだけ大事か。特に若い世代の投票率が上がらないと、政治家に「若い人のことは後回しでもいい」と思われちゃうからよくないですよね。

-投開票の21日まであとわずか。今回のこじるり無双のプランは

小島 まっさらですよ(笑い)。ほんと恐ろしい。何やっておけばいいですかね。うまいことやろうとしそうなので、それだけはしないように頑張りたいです。

【梅田恵子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能記者コラム「梅ちゃんねる」)

東京都生まれ。主に芸能面、社会面を担当し、主なスクープに小泉今日子結婚、広末涼子結婚など。やや辛口のコラムでやや知られ、テレビおたく、ドラマファンの立場から2010年より紙面等で「勝手にドラマ評」を展開。好きなドラマは「淋しいのはお前だけじゃない」、映画は「太陽を盗んだ男」。超方向オンチ。

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