お笑いコンビはんにゃ川島章良(34)が、4日に放送されたテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」の2時間特番に出演し、14年11月に腎臓がんと診断され、手術を受けていたことを明かした。

 当時交際中だった現在の妻が妊娠し、結婚前に「体をきれいにしておこう」と思い立って診断を受けたところ、がんが見つかったという。「まさか(がんになると)思っていなかったので、病気の準備を一切してなかった。病気は誰にも予測できない。前もって準備しておくべき」と力説。4人に1人ががんで亡くなっているデータなどを挙げ、出演者に訴えた。

 相方の金田哲からは休養の提案をされたが、川島は「迷惑をかけたくない」と年内は仕事をこなし、正月休みに入院して手術を受けたという。保険に入っておらず後悔したが、妻から「赤ちゃんが見つけてくれたんだよ」と言われ、「『見つけてくれた』っていう言葉で気持ちが楽になった」と振り返った。

 今年も検査を受けたところ、再発していなかったと、ほっとした表情で経過を報告した。