永作博美(45)が井上ひさし原作の舞台「頭痛肩凝り樋口一葉」(8月5~25日、東京・日比谷シアタークリエ)で明治の作家樋口一葉を演じることになり、東京・和田堀廟所にある一葉の墓と台東区の一葉記念館を訪れた。桜の花柄の着物姿で墓参した。「見守ってください、たまには遊びに来てくださいと、お願いしました」。名作「たけくらべ」「大つごもり」を残して24歳で死去した一葉に関心があった。「宿命から逃げず、あきらめずに人生をまっとうした女性。いろいろ調べて(肖像が一葉の)5000円札も探すようになりました。似ているところは一葉は目が悪かったけど、私も視力0・01です」。
記念館で家の復元模型や直筆の書簡などを見て回った。「頭痛肩凝り-」は84年初演で再演を重ねた人気作。「出てくる女性がみんな元気。死んでからも元気でワクワクします」。
井上作品は11年「雨」以来2作目。「井上作品は読めば読むほどいろいろなものが出てきて、やりがいがあります」。共演は三田和代、若村麻由美、熊谷真実ら。「初めての方ばかりでちょっと怖いけれど、楽しみです」。【林尚之】



