人気子役の本田望結(12)がスティーブン・スピルバーグ監督(69)の新作で声優初挑戦した。「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」(9月17日公開)の日本語版で、「大好きな『E・T・』の監督さんの映像の中で声を出すなんて、ドキドキしました」。小学校最後の夏休みに最高の体験となったようだ。
スピルバーグ監督とディズニー映画が初めて組む歴史的作品。人気子役の本田も、オーディションを勝ち抜いての起用だった。
「憧れのディズニーと世界のスピルバーグ監督。オーディションのときは手と足が同時に動くくらいドキドキしてました。本番までは大きな声を出しすぎないようにノドのことばかり考えていました」
今年のフィギュアスケート・ジュニア世界選手権で優勝した姉真凜(14)を追い、11年には小学校3年以下の部で優勝した実力の持ち主でもある。「(ロシアの五輪メダリスト)プルシェンコさんのアイスショーに出させてもらったとき、私がミスしたらすべてが台無しになるっていうすごいプレッシャーがありましたけど、今回のお仕事もそんな気持ちでした」。
孤独な少女ソフィーが巨人と心を通わせ、2人の友情がやがては世界を救うというファンタジー。ソフィー役の本田は2週間あまり都内のスタジオに通った。
「台本を見て1番目に私の名前があるのを見てうれしかった。人見知りの方なんですけど、好奇心旺盛なソフィーちゃんに励まされているような気持ちになりました。声優さんの仕事は初めてだったので、自分を出さないように、見終わってから『この役、本田望結ちゃんだったんだ』とやっと分かるくらいにソフィーちゃんに成り切りました」
大作映画に参加して、女優としてハリウッドに挑戦したいという夢もできた。
「大きな大きな夢なんですけど、まず英語だと思って妹を相手に英語だけでしゃべる時間を作ってます。フィギュアも嫌いになるまで続けたいし、ちょっと忙しいですけど」と屈託なく笑った。【相原斎】
◆本田望結 ほんだ・みゆ。2004年(平16)6月1日、京都生まれ。4歳でCMデビュー。11年日本テレビ系「家政婦のミタ」で人気を得る。フィギュアスケートでは14年近畿ブロック・ノービスB女子2位。兄太一、姉真凜、妹紗来もフィギュア選手。
◆「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」 スピルバーグ監督が34年前の「E・T・」を意識し、「若いころに戻ったような気持ちで撮った」という注目作。主演のソフィー役にはオーディションを勝ち抜いたルビー・バーンヒル(10)、巨人役は今年の「ブリッジ・オブ・スパイ」で注目されたマーク・ライランス(56)が演じている。



