女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の16日放送第13話の平均視聴率が19・0%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第13話は、藤吉(松坂桃李)と再会し、心が落ち着かないてん(葵わかな)。縁談相手を選んでもらおうと占いに行くが、今好きな人が運命の人だと告げられる。一方、藤吉も美しく成長したてんのことが頭から離れない。そんな藤吉を見て、嫉妬に燃えるリリコ(広瀬アリス)は、てんに藤吉が手紙で書いていたことはすべてウソだと告げる、という内容だった。