女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の22日放送第45話の平均視聴率が20・9%、23日放送第46話が19・2%(ともに関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、伊能(高橋一生)が自分の商売にてん(葵わかな)の商才を借りたいと申し出る。啄子(鈴木京香)は、風鳥亭の仕事を手伝うことを条件に応諾。客の呼び込みを手伝っていた伊能のアイデアで、女性や高齢者向けの昼興行を開催すると、大盛況に。そんな中、儀兵衛(遠藤憲一)の訃報が届く。落胆して仕事にも身が入らないてんを啄子(鈴木京香)が励ます、という内容だった。