女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の19日放送の第90話が21・5%、20日放送の第91話が18・2%(ともに関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、隼也(大八木凱斗)が大学へ進学し、将来北村笑店を継ぐと藤吉(松坂桃李)に宣言する。一方、団吾(波岡一喜)は、風太(浜田岳)があの手この手で阻止していたラジオ出演を決行。落ち込む風太だったが、トキ(徳永えり)に求婚し、こちらは成功。そして、ラジオで落語を披露すると客が寄席に来なくなるという風太の懸念は杞憂に終わり、寄席にはラジオを聴いた団吾目当の客が殺到するのだった。