4人組ロックバンド「T-BOLAN」が25日、東京・タワーレコード新宿店で、ライブDVD「T-BOLAN LIVE HEAVEN2017 夏の終わりに『再会』~Acoustic Live Tour~」発売記念イベントを行った。

 販売店でイベントやサイン会を行うのは、91年のデビュー以来初めて。この日はボーカル森友嵐士(52)とギター五味孝氏(52)が登場し、「マリア」など5曲を披露。さらに急きょアンコールでヒット曲「離したくはない」を披露して、ファンを魅了した。

 14年に2度目の活動休止後、昨年再始動した。森友は「メンバーと会う機会も増えて、一緒にいる時間が多くなったのはうれしい。そこで生まれる音楽がまたあると思う」。15年にくも膜下出血で倒れたベースの上野博文(52)もリハビリは順調だという。昨年のツアーでは、披露する楽曲を絞ってステージ出演もしているが、森友は「ラジオのゲストに電話で出てもらった時も、スムーズにできました。僕らも驚くくらい、リハビリも成果があるみたい。いつか全曲出られるように彼もそこに向かってますし、僕らもサポートしたいです」と話した。