TRFが25日、東京・Zeppダイバーシティでデビュー25周年ライブを行った。

 1993年のこの日に「GOING 2 DANCE」でデビューした。同曲をはじめ、「EZ DO DANCE」「BOY MEETS GIRL」などヒット曲を中心に14曲を披露して、1000人を楽しませた。

 ボーカルのYU-KI(51)は「まだ実感はないのですが、ここまで続くとは思わなかった。皆さんが応援し続けてくれたからこそです。ありがとうございます」と感謝。また昨年9月に、脳動脈瘤(りゅう)で手術もしたDJ KOO(56)は「25周年(に関するイベント)ができるのか…という感覚でしたが、こうやって満員の中で迎えられて感謝です」。最後には、「支えてくれたファンの皆さん、そして小室さんに感謝します」と、かつてプロデュースを手掛け、1月に引退を発表した小室哲哉(59)への感謝も口にした。

 トークコーナーでは、同じ所属事務所で、15年以上前からイベントの司会を担当するなど縁がある古坂大魔王(44)がMCとして登場した。思い出に残るライブについてKOOは、95年の東京ドーム公演を挙げた。当時、YU-KIとともに本人役で出演したドラマ「クリスマスキス~イヴに逢いましょう」の撮影も合わせて行ったという。KOOは「あとから小さい子からお手紙をいただいて『初めて棒読みという言葉の意味を知りました』と書いてあったんです」。最近はバラエティー番組で活躍するKOOも、過去の経験に苦笑いしていた。

 またライブでは、同じく今年25周年を迎えるaccessと、6月に大阪・フェスティバルホール、7月に東京国際フォーラムでジョイントライブを行うことを発表。今月28日に誕生日を迎えるCHIHARU(50)をサプライズで祝福するなど、お祝いムードに包まれた。