女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の3月30日放送の第150話が20・1%、同31日の最終話が、20・5%(ともに関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第114話の22・5%だった。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、風鳥亭の再建へ動き出したてん(葵わかな)らの所に、寄席の主要メンバーのキース(大野拓朗)とアサリ(前野朋哉)、そして亀井庄助(内場勝則)万丈目吉蔵(藤井隆)が戻ってきた。また隼也(成田凌)も姿を現し、てんは涙を流し抱きしめた。その隼也をてんは北村笑店の一員として再出発することを許し、伊能(高橋一生)も伊能商会の再建でてんと競争することを誓った。てんは新生北村笑店として新しい笑いでいこうと提案。隼也が喜劇のショーを提案し、万丈目が疎開中に書き溜めていた台本を総出でやることになった。青空寄席の幕が開き、てんは本人役で、藤吉(松坂桃李)役は田口(辻本祐樹)が演じるが、田口の姿が次第に藤吉とかぶり、てんは不思議な感覚の中で芝居を行った。客席からはたくさんの笑い声が聞こえ、演目を終えたてんは「笑う門には福来る。幸せやから笑うんやのうて、今はどんなに辛くても笑うからこそ幸せになれる。もし隣にしょんぼりしたら、手を取って言ってほしい『わろてんか』と」と観客に向けてメッセージを送った、という内容だった。