女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)10日放送第8話の平均視聴率が19・8%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、帰宅時に川辺でめまいをおこした鈴愛(矢崎由紗)。バランス崩し倒れそうになったところを律(高村佳偉人)に助けられた。ある日、仙吉(中村雅俊)がお墓参りを提案し行くことになった。仙吉は、鈴愛らが作った糸電話を廉子(風吹ジュン)のお墓に見せた。そして家族みんなで空に向かい「廉子さ~ん」を連呼した。ある夜、鈴愛がブッチャー(大竹悠義)に投げたゴミ箱が律に当たり、けがを負わせていたことを聞いた母の晴(松雪泰子)は、なぜ黙っていたのかと問い詰める。晴がつけた名前でからかわれたせいだと知られたくない鈴愛はかたくなに答えず二人は大げんかに。鈴愛は涙を流し家を飛び出した、という内容だった。