AAA末吉秀太(31)がソロ活動名義「Shuta Sueyoshi」として今夏に配信予定だった新曲「M.A.K.E.」が、はるまきごはんの楽曲「八月のレイニー」に酷似し、不正行為があったとして17日、作曲を担当した森大和氏が所属していた「ラブスマイルミュージックジャパン」が謝罪した。

 同社のホームページでの発表によると、今月11日に東京・日本武道館で行われた末吉のライブで発表された「M.A.K.E.」が、「八月の-」に似ているという声が上がり調査したという。

 その結果、「森が『八月のレイニー』をコピーした音源を自身のデモ作品として偽って当社に提出していた事実が明らかになりました。提出されたこのデモ音源につきまして、当社から森に完全に自身のオリジナル作品であるか再三に渡り確認を取ったにも関わらず、制作から公開に到るまでの間にも、森からコピーであることの申し出はなく、様々な虚偽の証言を並べ関係者を欺き続け、今回の事態が生じました」と説明。「このような事態が発生したことは誠に遺憾であり、はるまきごはん様、Shuta Sueyoshi様、はじめ関係者各位、ファンの皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 同社は森氏とのマネジメント契約を解除し「今回の事態を非常に重く受け止め、さらなる指導教育の徹底、管理体制の一層の強化に尽力し、再発防止に全力で努める所存でございます」としている。

 発表を受けて末吉はツイッターで「いつも応援してくださっている皆さん、関係者の皆さん、この度は心配をかけて本当に申し訳ありません。今回、実際にこのような事態が起こってしまって俺自身も驚いたし、正直とても残念な気持ちです。作品ひとつひとつに対する思い、姿勢はこれからも変わらないので、引き続き応援していただけたら嬉しいです。今後も納得のいく作品づくり、そしてパフォーマンスができるよう、前を向いて頑張ります!」とつづった。

 所属レコード会社によると、同曲を配信するかを含めて、各所に確認し、検討していくという。