韓国の14人組男性アイドルグループ、Apeaceが27日、名古屋のテレピアホールで、デビュー7周年記念公演を行った。

 リーダーのゴンヒ(26)は「団結力も迫力もあるグループだけど、1番の魅力はファンとの距離の近さ。これからも全力で走り続けます。僕たちを愛してください」とアピールした。

 公演はファンミーティング(昼公演)とライブ(夜公演)の2部構成。計800人のAngelpeace(ファンの総称)が、デビュー以来、日本を拠点に活動を続けてきた韓流アイドルの節目のイベントに駆けつけた。

 ファンミーティングでは、名古屋名物の「みそ煮込みうどん」を二人羽織で食べるという、日本的な芸で盛り上げた。熱々のうどんを食べたゴンヒは「うどんはおいしいけど、みそは苦手なんです」と苦笑した。

 兵役後、まだグループに復帰をしていないヨンウォン(30)と、入隊中のウォンシク(28)はビデオメッセージを寄せた。2人とも「ファンの皆さんのおかげで、7周年を迎えることができました」と声をそろえ、ヨンウォンは「僕も名古屋に行きたかったです」と残念そうに語った。

 ライブではヒョンソン(28)の「のどが破れるまで、そして骨が折れるまで歌うぞ」の掛け声を合図に、「BANG!BURN!LOVE」「あそぼうぜ」など13曲を披露。8月に3年ぶりにアルバムを発売することも発表した。

 6月末でドゥファン(24)とセヒョン(24)がグループを脱退。韓国軍に入隊するためにゴンヒ、スンヒョク(26)、ソンホ(26)の3人が、年内で活動を一時休止する。スンヒョクは「来年になっても気持ちは変わらない。もっと成長したApeaceをファンに見せたいし、いつも前に進んでいきたい」と話した。ゴンヒは「ファンには『2年間待っていてください』とは言えません。でも、戻ってきてからも、またファンの人たちに自分を好きになってもらえる自信はあります」と言い切った。そして「弟たちをよろしくお願いします」と付け加えた。

 公演の模様は、東海テレビで7月末、CS放送のMnetで8月末に放送する。