日本テレビ系「24時間テレビ41~愛は地球を救う~」(8月25~26日)のチャリティーマラソン企画が、今年はトライアスロンで行われることが3日、「世界の果てまでイッテQ!」の番組内で発表され、お笑いコンビANZEN漫才のみやぞん(33)が挑戦することが決まった。みやぞんは番組の準レギュラー。

 海外ロケ出発前にインタビューに応じたみやぞんは、発表の瞬間を「周りの『イッテQ』メンバーからは『みやぞんじゃないの?』って言われてたんですけど、『絶対僕じゃない』って思ってたので、決まったときは『僕なんだ…』と」と振り返った。

 例年にも増して過酷な24時間レースに、芸能界きってのアスリートが挑む。みやぞんは芸能界デビュー前、野球やテニス、ボクシングなど数々のスポーツ歴があり、野球では大学からスカウトの声がかかったこともある。地元荒川区のプールで監視員のアルバイトをした経験もあり、人選としては今回の企画にピッタリだ。ところが、みやぞん自身はあまりトライアスロン競技の知識はなかった様子。「バイクっていうのは自転車のことで…合ってますよね? 泳ぐのと、自転車と、走るのを全部やるんだなって。本当に3つやるのか、やる気はあるんですけど、不安もあります」と明かした。

 長距離走は、高校時代に経験済みだ。「高校球児だったので、練習で荒川区から横浜まで(約40キロを)走ったことがある」。ただ、さすがに24時間の持久力となると未知数で、「骨とか肉体とか、もつのかな。僕、疲れたら寝るタイプですから。24時間マラソンは寝ないんですよね?」と不安を口にしていた。

 例年、挑戦者のトレーナーを務めている坂本雄次氏は「24時間マラソン史上、最も過酷なコースになる可能性があります。彼の運動能力をもってしても、大変なチャレンジです」と話した。一方で、「しかし、彼にはより高い壁を乗り越えて、達成感を味わってほしい」とエールを送った。

 チャリティーマラソンは92年、間寛平が初挑戦した。間は3度、企画に参加し、95年には歴代最長の600キロを走った。昨年は当日に走者が発表される番組初の試みで、ブルゾンちえみが挑戦。90キロを走り抜いた。