女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の13日に放送された第115話の平均視聴率が20・5%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)と宇太郎(滝藤賢一)がつくし食堂の新しい店の構想で盛り上がる。勝手にはしゃぐふたりの姿に晴(松雪泰子)の怒りが爆発。家を飛び出した晴は、和子(原田知世)のところに転がり込む。和子はそんな晴をなだめつつ、つくし食堂2号店について「やってみるというのも手。何でも始めるのはいいこと」とアドバイス。家族の元へ戻った晴も「2号店やろう」と話し、つくし食堂2号店の開店が決まる。