女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の14日に放送された第116話の平均視聴率が20・6%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

 これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、つくし食堂2号店の開店が決まり、鈴愛(永野芽郁)は仙吉(中村雅俊)から五平餅作りの特訓を受ける。そして花野(山崎莉里那)は初めてのおつかいで萩尾家に差し入れを持って行った。そこでは律(佐藤健)や和子(原田知世)らから可愛がられた。花野が塗り絵で遊んでいると律は口が滑り、鈴愛が漫画家だったことを話してしまう。花野は鈴愛の漫画が2階にあることを知ると、見に行こうとする。弥一(谷原章介)からは、2階に和子が横になっているので静かに行くように言われると、花野は部屋の前で止まり、病気療養中の和子に子守歌を披露した。