お笑いコンビ、学天即のつくね(37)が25日、10月1日付で2度目の改名を行い、新しい芸名を「よじょう」にすると発表した。

FM OH!「よしもとラジオ高校~らじこー」内で改名を報告したつくねは、番組前に同局で会見を開き、理由などを説明。

同番組がキッカケで、今年1月1日をもって本名の「四条和也」(よじょう・かずや)から1度目の改名を行ったつくね。そこから約9カ月、当初は心機一転の気持ちだったというが、「自分には、どうもなじまなくて。だんだん恥ずかしくなってきた」。元々、名字で呼ばれることが多く、その名字を「しじょう」とよく間違えられることから、今回の平仮名で「よじょう」に決まったと話した。

「つくね」への改名によって、焼鳥屋の仕事が唯一入ったそうだが、そのお店も改名するなど、反響は、ほぼなし。先輩芸人にも評判は良くなかったそうで、相方の奥田修二(36)は、ハイヒールの2人が「『変えた方が良い』って言っていた。りんごとももこが言ってました。全員食べ物やなと思いながら僕は聞いてましたけど。何が違うんだと思いながら」と明かした。

今回の改名にあたり、番組内で候補を募集。本名の下の名前から「かず」、芸名がコンビ名という奇妙な「学天即」が気に入っていたというつくねは、「ストックが二つできた」とニヤリ。3度目の改名については「しばらくは、これでいこうかなと思っている」と話したが続けて、「また何かあれば…」とストックを放出する可能性も示唆した。

奥田は、再改名を発表した相方に「(本物の)つくねの力を借りて、人気者になろうとしたのに、恥をかかせた」とつくね禁止を命令。「大好きなのに」とショックを見せるつくねだったが、「あんだけの人気メニューに傷をつけ、僕のせいで品位を汚してしまった」と陳謝し、名乗っていた9カ月間は「食べません!」と自分なりのけじめを宣言していた。