元KAT-TUNで芸能事務所経営の田口淳之介容疑者(33)と女優小嶺麗奈容疑者(38)が22日、大麻取締法違反(所持)容疑で、厚労省関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕された。

同部が同日夕に会見で発表した。発表によると、逮捕容疑は2人は5月22日午後1時47分、東京・世田谷の自宅マンションで乾燥大麻数グラムと吸引器具を所持した疑い。同部などは自宅や車を捜索し、グラインダーや巻紙などを押収した。大麻は公然と自宅内に置かれていたという。

2人は捜査に対し素直に応じており、体調の異変や意味不明な供述などはないという。認否は捜査中として明らかにしていない。2人の関係について同部は、供述から、事務所の代表と所属の会社員とした上で、戸籍では婚姻関係はないが「同居しており、内縁関係と考えています」とした。同部は常習的に大麻を使用していたとみている。24日に2人を送検予定。

田口は16年にKAT-TUNをを脱退、ジャニーズ事務所を退社した。その後、個人事務所を設立し音楽活動をしていた。

一方、小嶺は女優として、95年に映画「水の中の八月」でデビュー。TBS系ドラマ「3年B組金八先生」などにも出演していたが近年は、芸能活動はしていなかった。2人は07年ごろから交際しているとされていた。