女優広瀬すず(21)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の15日に放送された第118回の平均視聴率が20・3%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、風車で咲太郎(岡田将生)と光子(比嘉愛未)の結婚となつの誕生日を祝う会が行われ、茂木社長(リリー・フランキー)ら常連のお客が集まって祝福した。そこで亜矢美(山口智子)が、土地開発で風車がなくなることで別の場所に新しい店を開くことを話した。すると咲太郎は「自分と光子に任せて欲しい」と申し出た。しかし、亜矢美は「親孝行だったら十分してもらった」と断った。なつも一緒に住もうと話したが、それも断った。その数日後、風車を訪れたなつと咲太郎だったが、そこには荷物などもなくなり亜矢美の姿もなかった。煙カスミ(戸田恵子)から亜矢美の本当の気持ちを聞いた咲太郎らは涙した、という内容だった。