女優深田恭子(36)主演のフジテレビ系連続ドラマ「ルパンの娘」(木曜午後10時)の22日に放送された第7話の視聴率が6・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが23日、分かった。前回の5・4%より1・3ポイント、アップだった。

初回から8・4、7・4、8・2、5・8、6・0、5・4%だった。

代々泥棒一家の娘と代々警察一家の息子との決して許されない恋愛を描くラブコメディー。深田が演じるのは、泥棒一家「Lの一族」の娘で、盗みの才能を持つものの家業を継ぐことを拒み、図書館司書として働く三雲華。瀬戸康史(31)演じる華の恋人・桜庭和馬は、泥棒逮捕を専門とする警視庁捜査三課の刑事だった。原作は横関大氏の同名小説。

第7話で、華(深田)は和馬(瀬戸康史)から正式なプロポーズを受ける。和馬は華が“Lの一族”と知った上で、ともに運命を乗り越える決心をした。華から話を聞いた父の尊(渡部篤郎)は折を見て自分たちが“Lの一族”だと伝えると言い出す。しかし華は反対。まだ祖母のマツ(どんぐり)以外で桜庭家が警察一家と知っている家族はいない。

一方、和馬も父の典和(信太昌之)たちに華へのプロポーズを報告。だが典和や母の美佐子(マルシア)が喜んだのは、和馬の捜査一課への異動だった。典和は、結婚には祖父の和一(藤岡弘、)への報告も必要と和馬を促す。和一は、覚悟は出来ているかと和馬に尋ね、滝に打たれに出かけてしまった。

和馬が三雲家にあいさつに来ると、尊と母の悦子(小沢)は泥棒への勧誘を始める始末。見送りに出た華は和馬に謝る。和馬は、これからはお互いにうそをつかないこと、華は泥棒をもう二度としないことを約束しようと話す。華は和馬に真実を伝えようと、尊たちの留守に本当の住まいであるタワーマンションへ案内する。兄の渉(栗原類)は自室で爆睡。数々の盗品に和馬が目を丸くしているとマツが現れ、2人を応援すると言う。そこに尊と悦子が帰って来た。華は和馬を渉の部屋に隠し、マツの協力で何とか乗り切ろうとする。

和馬が家に帰ると、典和が結納を行うと言う。しかも桜庭家が代々結納を行って来た旅館に泊まりがけ。華と和馬はお互いの両親に職業がバレないよう作戦を練った。