カンニング竹山(48)がカンテレアナウンス局長にふんしてアナウンサーたちにむちゃぶりを突きつけるドキュメントバラエティー「カンテレアナウンサー真夏の挑戦SP~カンニング竹山局長からの怒りの指令を突破せよ~」(関西ローカル)が25日深夜1時から放送される。過酷な指令に女性アナウンサーが号泣するシーンもあった。

竹山局長が19人のアナウンサー全員に出した指令の1つは「かまずに小説を読み切れ」。全員が一列に並び、1つの小説を1ページずつリレー形式で読んでいく。ただし、1度でもかんだらそこで終了。カンテレアナウンス部の威信をかけての挑戦となり、小説は太宰治の「走れメロス」。

竹山は「とにかく緊張感とドキドキ感がたまらない。アナウンサーさんたちの新しい面が出たりとか、非常に個性があって、普段見てるよりもキャラクターが出てきて面白かったです。テレビ見てるとチャンネル変えられなくなると思いますね」と感想を語った。

またアナウンサーにかけた「穴企画」として、関純子(54)、高橋真理恵(32)、谷元星奈(23)の3人子が岐阜県の山奥にある洞窟に入り、そこに流れる名水の味をリポートする。

小さな穴の入り口に立った肝っ玉の関アナは「本当にここに入るの?」と怖がるほど。全長約1キロ、高低差30メートルの洞窟の道が続く。真夏でも気温11度とまるで冷蔵庫の中、狭いチューブのような隙間を前進で進んだり、垂直ながけを登ったり。3人は泥だらけになって進む。

楽天的な性格の関アナでさえ「生きて帰れるんだろうか」と不安に感じ、高橋アナは「気がついたら泣いていて、自分でも驚きました。感情のコントロールが利かなくなる瞬間を初めて体験しました」と語った。谷元アナは「もう無理…」と挫折しそうになるも、先輩たちに励まされながら前に進み、最難関の場所を抜け出たときには安堵(あんど)のあまり大号泣した。「10億円積まれても、もう2度と体験したくない」と言うほどの過酷ロケだった。