闇営業騒動が一段落した吉本興業に23日、またも激震が走った。

06年M-1グランプリ王者で、「よしもと男前ランキング」で03年から3連覇し殿堂入りしたお笑いコンビ、チュートリアル徳井義実(44)が個人で設立した会社が東京国税局の税務調査を受け、昨年までの7年間で計約1億2000万円の申告漏れを指摘されていたことが、明らかになった。うち約2000万円は所得隠しと認定された。徳井は同日深夜に会見し、騒動を謝罪した。

徳井は地上波、BS、CS、インターネット放送局で10本超のレギュラー番組を抱え、引っ張りだこだ。あくまで23日午後7時の時点では、即降板などの対応をとる番組はみられず、「変更の予定なし」「事実関係を確認中」などの反応が多かった。