ディカプリオらアカウント凍結 憎悪表現などに抗議

米俳優レオナルド・ディカプリオ(45)や歌手ケイティ・ペリー(35)、タレントのキム・カーダシアン(39)らハリウッドセレブが16日、米フェイスブック(FB)のヘイトスピーチ(憎悪表現)やプロパガンダ、偽情報に抗議するため、自らのFBと傘下インスタグラムのアカウントを24時間凍結することを表明した。 このキャンペーンは、反中傷連盟や全米黒人地位向上協会などの市民団体がFB広告のボイコットをこの夏に呼び掛けていたものの一環で、インスタグラムの利用者に対してアカウントの使用を16日に24時間止めるよう呼びかけ、それに多くのセレブが賛同。他にも女優ジェニファー・ローレンスや俳優アシュトン・カッチャー、オーランド・ブルームらもボイコットに参加している。

インスタグラムのフォロワー数が1憶8000万人を超えるカーダシアンは、「インスタグラムやFBを通じて皆さんと直接つながれるのはとてもうれしいけれど、憎悪やプロパガンダ、偽情報の拡散を許し続けるのを黙って見過ごすことはできない」とツイートし、SNSで共有される偽情報は選挙にも重大な影響を及ぼして民主主義を弱らせると警告。#StopHateForProfit(利益のための憎悪を止めよう)のハッシュタグで、キャンペーンへの参加を呼び掛けている。

FBを巡っては、憎悪表現や人種差別的な投稿を放置しているとの批判が相次いでいる。今年5月25日に米ミネソタ州で起きた黒人男性が白人警察官に殺害された事件を受けて起きた抗議デモについてトランプ米大統領が「略奪が始まれば、銃撃も始まる」と投稿したツイートがFBでは「規約に違反していない」として表示されていることに対し、コカ・コーラやスターバックス、アディダスなど広告の掲載を取りやめる企業も出ている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)