白石麻衣卒業で乃木坂新章 若手有望も知名度がカギ

  • 卒業コンサートで秋元真夏(左)生田絵梨花(右)に囲まれ涙する乃木坂46白石麻衣
  • 卒業コンサートで松村沙友理(右)から手紙を贈られ感極まる乃木坂46白石麻衣

乃木坂46白石麻衣(28)の卒業ライブが28日、生配信形式で開催された。グループの顔として活躍してきた大エースが、9年2カ月のアイドル活動にピリオドを打った。何事も楽しみながら、秋元康氏はじめ、一流クリエーターたちにプロデュースされてきた。関係者からも感謝の声が聞こえてくる。白石の卒業で、世代交代の進む乃木坂46は本格的な新章に突入する。

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絶対的エース白石麻衣の卒業は、グループにとって大きな節目となる。ただ、乃木坂46は比較的順調に世代交代を進めており、「新章」への移行もスムーズに進んでいきそうだ。

白石卒業後の乃木坂46のメンバー構成は1期生8人、2期生8人、3期生12人、4期生(新4期生含む)16人の計44人。平均年齢は20・6歳で、若返りに成功しつつある。白石と同期ながら、6歳下の齋藤飛鳥(22)が白石と双璧をなすエース格の人気メンバーに育ったことで、基盤を保ちながら後輩たちも経験を積むことができている。

近年は特に、白石をはじめとする1、2期生に憧れて乃木坂に入ってきた世代の3、4期生のメンバーの成長が著しい。3期生の与田祐希(20)と山下美月(21)は、グループトップクラスの人気メンバーに。若手のまとめ役的ポジションの梅澤美波(21)にも自覚が芽生え、個性派メンバーたちがそれぞれ、ソロでも仕事も獲得している。

今年2月に新4期生5人が加わり16人の大所帯となった4期生は、平均年齢18・1歳。昨年9月の「夜明けまで強がらなくてもいい」で選抜入りを果たした遠藤さくら(19)賀喜遥香(19)筒井あやめ(16)をはじめ、既に高いファン人気を誇るメンバーも多い。独特のセンスを持つ林瑠奈(17)はじめ、新4期生も大きな可能性を秘めている。

今後グループの浮沈のカギを握る要素の1つは、「一般層への知名度」だろう。アイドルファン以外からも認知度の高かった白石の抜けた穴は大きい。齋藤はじめ、生田絵梨花(23)秋元真夏(27)高山一実(26)松村沙友理(28)ら、一般層にも届く知名度を持つメンバーも複数いるが、1期生や2期生が中心だ。世間に広く知られるスターが若手からも登場すれば、国民的グループとしてさらに長く愛されていきそうだ。