タレント山田邦子(60)が26日、新宿・紀伊国屋ホールで芸能生活40周年&還暦記念公演「山田邦子の門2020~クニリンピック~」(27日~12月3日)公開ゲネプロ&囲み取材に出席した。

昨年上演した「山田邦子の門」続編となる今作。さまざまな苦難を乗り越えて、立ち上げたエンターテインメントプロレス団体「武蔵ガールズ」の1年後の行方を描いた物語。歌に、踊りに、おバカに、プロレス。演劇を超越したエンターテインメント爆笑舞台となる。

山田は冒頭「芸能生活40周年、還暦60歳足して100! 幸せな還暦です」と喜びを口にした。

コロナの影響で延期を余儀なくされ台本もほとんど新しい状態から再スタートしたという本公演。延期になった時期を振り返り「本当につらかったですが、知恵を出し、工夫すれば出来るんです。ここまでこられる」と強く訴え「へこたれないで元気にやりたいと思います。体はガッタガタですが出し惜しみせず死ぬ気で頑張ります」と意気込んだ。

還暦を迎え「先輩方に60歳になったらわかることがある、とずっと言われてきたんですけど、台本が覚えられなくなったり、目がかすんだり、関節痛があったり…」と話すなど、60歳を実感するエピソードも明かした。

「私の財産は“人”なのだとこの60年でわかりました」としみじみ話し「みんなに支えられています」と感謝の気持ちを語った。