28日放送の上野樹里(34)主演のフジテレビ系連続ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9時)の第9話のラストシーンで、上野が10分におよぶシーンを演じる。午後10時48分までの2時間スペシャル。
上野演じる法医学者の万木朝顔が、法医学教室のアルバイトの医学生・牛島翔真(望月歩)へ涙ながらに自身の思いを語る。牛島は正義感から法医学者としてやってはならないことを犯してしまう。朝顔は同僚が見守る中、なぜ法医学者という存在がいるのか、法医学者とは遺体にどう向き合うべきなのか、自身の思いを投げかけていく。
台本は7ページにおよび、ほとんどが上野のセリフ。本番では、10分間の長セリフを一度も間違えずに演じきった。朝顔からの思いを受け取る牛島を演じる望月、その2人を囲む志田未来、中尾明慶、平岩紙、板尾創路ら全員が長いシーンを演じきった。
第9話では、朝顔たちのもとへ21歳の大学生で人気読者モデルの小湊真由(愛甲ひかり)の遺体が運ばれてくる。マンションの前で死亡していた真由は、全身を11カ所も刺されて、死因は背部刺創による出血性ショックだった。ネット上にはこの事件に関するさまざまな臆測や情報が流れ、真由と親交があったモデル仲間や、かつて交際がうわさされた男性の犯行を疑う声も上がっていた。
金城綾香プロデューサーは「いつもは穏やかな朝顔が怒ることって何だろう、と考えて生まれたお話でした。世の中は変わりました。理不尽さに心が痛くなったり、悲しいニュースの連続に、先の見えない不安がまだまだ消えそうにありません。もし、誰か大切な人が亡くなるときに、朝顔先生のような人が親身に考えてくれたら、少しでも救われた気持ちになるのではないか。そういった願いも込めて、みんなで作り上げたお話です」と話している。



