乃木坂46が、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に取り組む日本赤十字社の活動全般へ、1000万円を寄付したことを公式サイトで発表した。

昨年6月、新型コロナウイルス感染拡大防止を呼びかける配信限定シングル「世界中の隣人よ」をリリース。新型コロナ対策の活動支援を目的に、収益を全額寄付することを発表していた。

サイトでは、「『世界中の隣人よ』は、新型コロナウイルス対策の活動支援を目的として、配信開始より2020年12月31日までの間の、音源のダウンロード及びストリーミングによる全収益を、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に取り組む日本赤十字社の活動全般への寄付とさせていただきます」と発表した。

「皆さまからの多大なるご支援をいただき、乃木坂46合同会社並びに(株)ソニー・ミュージックレーベルズの収益分と、作詞を手掛けていただきました総合プロデューサー:秋元康様、作曲を手掛けていただきましたtaka様の著作権印税分を含め、全収益分が811万6178円となりましたので、ここで皆さまにお知らせさせていただくと共に、全収益相当分を含めた1000万円を乃木坂46として寄付をさせていただきます」

寄付総額が1000万円となったことを報告した上で、「1日も早い事態の収束のためにも、引き続き感染防止につとめて日々をお過ごしいただきますようお願い申し上げます」とつづった。

同曲では、ステイホームや自粛を続ける人々へのエール、医療従事者への感謝などを歌っている。卒業生の西野七瀬(26)や生駒里奈(25)らも参加しており、現役メンバーと卒業生が合同で制作したグループ史上初の楽曲だ。