お笑いコンビ、ラランドが4日、都内で、「事務所設立&会社方針記者発表会」を行い、事務所名が「レモンジャム」になることを発表した。

これまで、ボケのサーヤ(25)とツッコミのニシダ(26)、マネジャーの橋本拓哉氏(マネたく)を含め、3人の「ラランドチーム」として大手芸能事務所に入らずにフリーで活動してきた。

この日の会見で、個人事務所を立ち上げることを発表し、事務所名についてサーヤは「レモンジャム」と明かした。社長はサーヤ、副社長はマネたくが務め、ニシダは正社員として雇用される。

社訓について社長のサーヤは「一.バイクに乗るな 一.バイクを買うな 一.バイク使うならタクシー使え」と発表した。サーヤの友人がバイク事故にあったことから親しい人にはバイクに乗って欲しくないという思いがあるといい「うちの会社はバイクNG。不倫よりバイクNG。ニシダもマネたくも死ななきゃいい。生きてさえいてくれたらいい」と愛を示した。

そして会社設立について、「自分たちはあまり変わることなく、やりたいことをやっていく。漫才、コントをしっかりできるように。自分たちのケツをたたく意味でも会社を設立させていただいた」と自らを奮い立たせた。

会見後のこの日午後10時からは配信限定のトークライブ「ロクな話 特別編」が実施される。会社設立や緊急会見の裏話、正社員ニシダの契約形態などが明かされる。

2人は14年に上智大のお笑いサークルで出会い、コンビを結成。学生時代に学生お笑いの最高峰「お笑いサークル団体戦『NOROSHI2018』」で優勝をするなど実績を積んだ。大学卒業後、サーヤは広告代理店に就職し、現在も社会人として働きながら、お笑いを続けている。ニシダは大学を中退した。