宮崎駿原案、宮崎吾朗監督のジブリ「ゲド戦記」が9日、日本テレビ系「金曜ロードショー」(午後9時)で放送され、8・8%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまで4回放送され、2008年7月の初回放送では16・4%を記録した。

「春の2週連続ジブリ」として放送された先週2日放送の「ハウルの動く城」は世帯視聴率14・0%(関東地区)だった。

あらすじは、心に闇を持つ王子が、世界で起きている災いの源を探ろうとする魔法使いと旅を繰り広げるアニメ。

多島海世界「アースシー」。西海域の果てにすむ竜が突如、人間の住む東海域に現れ共食いを始めた。それに呼応して、世界ではさまざまな異変が起こり始める。偉大な魔法使い、ゲド(菅原文太)は災いの源を探る旅に出る。やがて彼は心に闇を持つ少年王子アレン(岡田准一)と出会う。ゲドはアレンと旅を続け、街外れにある昔なじみのテナー(風吹ジュン)の家に身を寄せる。そこには親に捨てられた少女、テルー(手嶌葵)も住んでいた。彼女は自暴自棄になっているアレンを激しく嫌悪する。。

◆これまでの放送日と視聴率◆

・初放送(2008年7月11日)16・4%

・2回目(2011年7月15日)12・0%

・3回目(2014年1月17日)12・6%

・4回目(2018年1月12日)10・2%

・5回目(2021年4月12日)8・8%