チャーリー浜さんの死去を受け、前名「浜裕二」時代を知る吉本新喜劇の後輩座員、浅香あき恵(64)は「チャーリー」への改名経緯を明かした。

「浜裕二さんの時代は二枚目をしていたので、時々相手役をやらせてもらっていました。ある時から、自分でチャーリーと言いはじめ、チャーリーと呼ぶと喜んでくれるので、兄さんでもなく、チャーリーさんでもなく、常にチャーリーと呼んでいた記憶があります」

チャーリーさん本人がかつて、改名の由来を米ドラマ「チャーリーズ・エンジェル」にちなんでのことだと明かしたこともあったが、そもそも、改名の時期は定かではない。

浅香も「キャラクターも定まってきた頃、チャーリー浜と改名してしまったけど、そこからもチャーリーと気軽に呼ばせてもらいました」と言い、いつの間にか呼び名が定着したようだ。

そのチャーリーさんが、新喜劇を全国区へ進出させた功労者であることにも相違なく、浅香は「こうして新喜劇が全国区に進むキッカケを作ったのもチャーリー。常に大きな声で、いてるだけでその場所が明るくなったように思います」と感謝した。

さらに「まつげが長くて、いつもカールしてるまつげが自慢だったようで、まつげ長いですねって言うとそうやろ! って、メガネを取ってパチパチと瞬きしてくれました。おちゃめなチャーリーの笑顔が今も浮かんできます」と続け、チャーリーさん自慢の“美声”にも言及。

「天国でもビブラートが響くあの歌声で『釜山港へ帰れ』を聴かせてあげてください」としのんでいた。