フリーアナウンサー大神いずみ(51)が、フィットネスクラブを運営するRIZAP(ライザップ)のボディーメークに挑戦し、5カ月間で体重10・1キロ、体脂肪率8・4%、ウエスト19・8センチを、それぞれ減少させダイエットに成功した。

大神は7日にフジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜午前9時50分)に生出演し、体重60・4キロから50・3キロに減り、体脂肪率32・7%から24・3%、ウエスト92・5センチから72・7センチに減少と、スリムになった体を生披露。「いや、いや、いや…本当に大変でした。自分の習慣、食習慣を変える時間が一番大変。最初の1カ月は、人がご飯を食べているのも涙が出てきたり…。どうしても、お菓子に手が伸びるのを落としたりとか…1カ月は本当に真っ暗だった」と、ボディーメークに取り組んだ5カ月を振り返った。

大神は、20年11月13日に「ノンストップ!」に出演した後から週2回、RIZAPに通った。そこから番組の密着取材を受けたが、定期的に運動したことがなく、初めて運動を取り入れたダイエットに取り組んだが、スクワットにも四苦八苦。その日の夜、プロ野球巨人のコーチを務める夫の元木大介氏(49)と2人の息子はトレーニングから帰宅する大神を空腹で待ちきれず外食に行ったという。

精神的につらかったのが、RIZAPでおなじみのダイエットのビフォー、アフターの撮影だった。ビフォーの撮影で、ターンテーブルに乗り、回転しながら鏡餅のようなおなかをさらし「回っているうちにやらなきゃしょうがない、やるしかないと思った」と誓った。

ただ、息子の食事を作りつつのダイエットは、息子に肉を焼きながら味見も出来ず、外食の席で飲酒も出来ないという、困難なものだったという。体重が落ちない中、20年12月には玄米を食事から抜き、同30日の、元木氏の誕生日の際は1人鍋を強いられたが、年末年始までに4キロ減量した。

長男の入園式で楽々、着られたスーツを着るという目標が、自身を支えていたという。「このスーツだけは絶対に着たいな。これ本当に着てたのかな? 入学式に着たいな…それが目標です」と誓った。その長男が高校に合格した際は1杯の飲酒を認められ、3月までに7・2キロ減量。長男の中学の卒業式には、スーツ着用に成功した。

ただ、目指していた10キロの減量が停滞する中、3月12日に生出演した「ノンストップ!」では、番組内のクイズに1人だけ正解し、アクアパッツァを試食する羽目に…。NG食材だった白米を久しぶりに1口だけ食べて、目を丸くして「うまいっ!」と吐露する一幕もあった。その後も減量は停滞していたが、ダイエットアフターの撮影が行われた4月5日に50・3キロと10キロのダイエットに成功した。

バナナマン設楽統(48)は「やせてると思ったら、ダイエットしていたのね。言わないようにしていたのね。試食した時(ダイエット)やっていたって知らなかった」と笑った。大神は「家族の協力は必要」と家族に感謝した。