木村拓哉(49)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「未来への10カウント」(木曜午後9時)の第4話が5日に放送され、平均世帯視聴率が9・6%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・6%だった。

生きる希望を失った桐沢祥吾(木村)が、高校ボクシング部のコーチに就任したことで再生していくさまを描いた青春群像劇。

第4話では…。

東大合格者数でもクラブ活動でも京明高に勝つことに躍起になる松葉台高の校長・大場麻琴(内田有紀)は、ボクシング部がインターハイ予選で京明に負けたらコーチの桐沢(木村)をクビにすると勝手に決定。部の顧問・折原葵(満島ひかり)は「そんな約束はしていない」と食い下がるが、麻琴は聞く耳を持たない。

一方、桐沢と部員たちは「打倒・京明」を合言葉に、練習に打ち込んでいた。ところが、スパーリングをしていた部長・伊庭海斗(高橋海人)と玉乃井竜也(坂東龍汰)が乱闘のように激しくぶつかり合いだす。桐沢がよくよく話を聞いてみると…、何と2人はマネジャーの西山愛(吉柳咲良)をめぐり、密かに恋のライバル関係だったことが判明する!

しかも、伊庭は部員たちの前で、「リングの中心で西山愛と叫ぶ!」と宣言。これまで誰にも打ち明けることなく、恋心を募らせていた伊庭は高校最後の試合で勝ち、告白すると決めていたというのだ。

そんな中、葵から特別コーチを依頼された桐沢の親友・甲斐誠一郎(安田顕)は、部員たちに必殺パンチを伝授する。ところが、桐沢は今の彼らにはレベルが高すぎると判断。中でもボクシングセンスのない伊庭には、基本中の基本であるワンツーパンチのみで戦わせようとするが…。

ついにインターハイ予選の日がやって来た。伊庭は運命のリングに上がる。さらにひょんなことから桐沢が葵の自宅を訪れることに。こちらでも恋の予感を感じさせる展開に!?