俳優石井正則(49)が9日、警視庁蒲田警察署の一日署長を務めた。この日はロックの日で、自転車盗難防止を訴えた。
石井はミニベロと呼ばれる小型自転車の愛好家で13台も保有していることから、白羽の矢が立った。フジテレビ系ドラマ「古畑任三郎」シリーズなどでの刑事役で知られるが、一日警察署長は初めて。「制服を着させていただき、責任感が芽生えました。駅前広場で自転車盗難防止を訴えましたが、重責でした。重圧で背が縮んでいると思います」。初仕事には「きっと(ドラマの)西園寺刑事は出世しなかったのでしょう」と笑わせた。
街めぐりや喫茶店めぐりが趣味で、小さな路地に入りやすいミニベロを愛好している。「小さい道を見つけるのが好きなので、小回りが効くミニベロは近い勝手がいいんです」。所有する中で最も高額なのは70万円のフルオーダー。「僕の体に合わせて作ってくれるんです。乗っていて疲れないし、疲労感がない。素晴らしいです」。
ミニベロは盗難にも遭いにくいという。「テレビ局など仕事先にも乗って行きますが、折り畳みなので、そのまま持ちこめます。喫茶店でも、中に入れてもいいですよ、と言われます」。
十数年前に、自転車を盗まれたという。フジコと名付けており、ブログには失った悲しみをつづったが、戻っては来なかった。それ以来、盗難防止に気を付けている。「自転車の窃盗団もいるので、盗まれないためのアピールが大切です。車体の色とは違う色のカギをつけて目立たせたり、カギも3つはつけてください。カギをかけなくても盗まれないと気持ちがゆるみます。盗まれる時は一瞬。ツーロックは基本です」と訴えた。



