アニソン歌手の春奈るな(30)が15日、ツイッターを更新。所属のスペースクラフトエージェンシーを退社したと発表した。

「私、春奈るなは、11年に渡りお世話になった所属事務所スペースクラフトを退社したことをご報告させていただきます。今年でデビュー10周年。そして30歳という節目のタイミングで、前向きにこのような決断をさせていただきました」

春奈は12年5月にアニメ「Fate/Zero」第2期エンディングテーマ「空は高く風は歌う」でデビューし、「ソードアート・オンライン」「<物語>」「冴えない彼女の育てかた」といった、人気シリーズを中心に、多くのアニメ作品のテーマソングを担当。21年には中国の短文投稿サイト微博(ウェイボ)で活躍し、中国で大きな影響力を持つ日本人、日本企業などを表彰する「WEIBO Account Festival in Tokyo 2020」でアニソンシンガー賞を受賞するなど、国内外で人気を集めている。

また、16年からウェディングドレスブランド「LUNAMARIA」のデザインプロデュースを手掛け、6月30日に都内で第7弾の新作ドレス5着を発表したばかりだった。その際、自身がウエディングドレスを着る時期について聞かれ「果てしなき先まで、見えないですね。アニメやゲームが好きなので、その世界では何度も結婚はしているのですが、3次元では予定はないですね」などと語っていた。

春名は「デビュー当時、緊張や不安でいっぱいだった私を家族のように温かく迎えてくださり そしてどんな時も支えてくださり、今日この日まで歩いて来ることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝した。その上で

「これからも私は春名るなとして、私らしく、前を向いて邁進して行きます! 新しい道を歩む決断を応援してもらえたら嬉しいです。これからも、いつまでも、一緒にるな充しようね! 春名るな」

とつづった。

関係者によると、今後は独立して活動していくという。