EXILE TRIBE(一族)のBALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERが、LDHとタイの音楽レーベル「HIGH CLOUD ENTERTAINMENT」とのプロジェクト第1弾として「武者修行」をスタートさせ、LDHの世界展開の新たな一歩に臨む。BALLISTIK BOYZ日高竜太(26)砂田将宏(22)、PSYCHIC FEVERの中西椋雅(りょうが=24)小波津志(こはつ・こころ=21)が3日、タイ・バンコク市内で行われた「バンコク日本博2022」のライブステージ出演前に、日刊スポーツなどの取材に応じた。【聞き手=大友陽平】
◇ ◇ ◇
5月にパートナーシップを締結した「HIGH CLOUD ENTERTAINMENT」とのプロジェクト第1弾として「New School Breakin’」と題した武者修行がスタートした。先月29日にタイ入りすると、ファンからも熱烈歓迎され、19年にもタイでプロモーション活動を行ったことがあるBALLISTIK BOYZは翌30日、早速現地のテレビ番組にも出演した。
砂田 前回(19年)のように1週間と滞在期間が分かっていた上で来るのと、今回は半年間住むという心構えで来ているので、感覚はまた全然違います。ただ19年に来た時から、ずっと来たかったので、とにかくうれしい気持ちでいっぱいです。タイの皆さんはとにかく熱狂的です!
日高 2度目のタイになるので、少し懐かしさではないですけど、日本とは全然違う感覚だったり、環境の違いも感じています。前回のプロモーション活動は僕ら自身も初めてでしたし、流れに身を任せるだけだったんですけど、今回はいかに自分たちのことを広げていくか、より知ってもらえるためにはどうすればいいかと日々考えています。
小波津 グループとしても海外での活動は初めてですし、僕自身も海外が初めてなんです。沖縄から上京した際にも「ビルが高いな」「人が歩くスピードが速いな」とかギャップを感じたんですけど、これから半年間住むということで、うまく適応して、しっかりと僕たちの活動を伝えていければと思います。
中西 空港に着いた時は、めちゃくちゃワクワクしましたし、これからスタートするんだと実感しました。日本でもまだデビューしたばかりなのですが、BALLISTIK BOYZさんと一緒に切磋琢磨(せっさたくま)しながら、高みを目指して頑張っていきたいです。ファンの皆さんにも(日本博で)ブースを出していただいて、普段からTwitterなどで拡散してくださってる皆さんだったので、直接お会いできてうれしかったですし、これから世界に向けて、このファンの皆さんと一緒になって夢をかなえていきたいと改めて思いました。
タイに渡ることが決まって以降、約3カ月間はタイ語の勉強も重ねてきており、小波津も「初めて運転手さんに話し掛けて、それが通じた時はめちゃくちゃうれしかったです」と笑顔を見せた。
EXILE TRIBEの“代表”として、タイから世界展開の第1歩を記していく。先輩たちからも熱いエールを受けたという。
砂田 先輩方からは「お前らに懸けてるぞ」と言ってくださることが多かったです。(GENERATIONSの数原)龍友さんとご飯に行った時も「グループとして、長期間海外に行って活動できるというのは、僕らとしてはうらやましいし、頑張ってこいよ」と言っていただいて。良い意味でプレッシャーを感じながら、背中を押してくれる言葉はたくさんいただきました。
これから半年間、バンコク郊外で生活しながら、ライブやイベント出演、メディア出演、地域の学校にダンスを教えるなどの文化交流も含めた活動を行っていく。
中西 僕たちにとっては全てが初めての経験なので、日々勉強ですし、まずは名前を知ってもらって、日本から来た以上は、日本人としての礼儀とかも含めて全力でやっていこうというのをみんなで決めています。何事にも全力でやっていきたいですし、この半年間で最終的にはタイで単独ライブができるぐらいのグループになって、日本に戻ってきたいなと思います。
日高 僕ら結成当初から、世界を見据えて結成されて、ワールドスタジアムツアーをかなえたい夢があります。このタイでのプロジェクトが、その夢のために大事なものになりますし、自分たちや、夢に対して向き合える機会になるのかなと思います。自分たちに今何が足りないのか? どうしていくべきなのか? その答えを見つける期間になると思うので、日々無駄にすることなく、活動していきたいと思います。
砂田 タイに来て2日目の夜に、今後の自分たちについて、みんなで話したんです。僕がアメリカに住んでいた時(かつて「TAROプロジェクト」でニューヨークに留学)は、まだ中学生だったので、言葉とか礼儀とか、そこで学んて、それがスタンダードになっていたんですけど、日本に帰ってきて逆にカルチャーショックを感じたことがあったんです。その時の感覚ではないですけど、グループの活動のスタンスとかも、グローバルスタンダードに変えていかないと、多分やっていけないんだろうなと。マインドから全てを変えていって、今後世界で活動するための新たなスタイルやスタンスをここで1つ基準を作りたいと思いますし、それを学ぶ場にしたいと思います。
今、世界の音楽業界は、ネット世代の人口が1番多い「アジアのZ世代」に注目され、そこを攻略することが、成功への道標になる。その中でもエンターテインメントのホットスポット1つになっているタイの地での何事にも代えがたい経験を、それぞれの夢をかなえる大きな礎にしていく。
※日高の「高」は正しくは「はしごだか」



