フジテレビは5日、10月期の改編発表会見をオンラインで行った。改編テーマは「目、新しい。ぞくぞく。」。
開局以来初めて、ゴールデン帯(午後7時~10時)、プライム帯(午後7時~11時)でのバラエティー番組の改編なしとなった。
その一方で、土曜午後6時30分には、2002年(平14)から20年間続いた「もしもツアーズ」に替わって、かまいたち、チョコレートプラネットを起用した旅バラエティー「イタズラジャーニー」をスタートさせる。2組が旅を続ける中で、さまざまないたずらを仕かけられる。
中村百合子編成部長は「過去の特番で放送してファミリー層に好評でした。最も旬な、かまいたちとチョコレートプラネットが追い込まれる極限バラエティーです」と説明した。
今年4月にBPO(放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会が「出演者が痛がる様子をみんなで笑うようなバラエティー番組については、いじめを助長する危険性がある」と見解を出している。
立松嗣章編成制作局長は「ポイントは痛みを伴う演出であざけり、嘲笑が生じていじめにつながってしまうことだと思う。痛みそのものがダメじゃなく、子供への影響を問題視している。その上で、バラエティーとしては出演者と作り手の信頼関係、あうんの呼吸の中で作っていく。問題は演出力だと思う。嘲笑にならないように演出で乗り越えていくと理解している。十分に気をつかながら、今の時代を切り取って、どういうバラエティーが適切なのかコミュニケーションをとりながら作っていきたい」と話した。
6月末に港浩一社長(70)が就任してから、初の本格的な番組改編。改編率は全日帯(午前6時~深夜0時)が5・3%、ゴールデン帯が4・3%、プライム帯が13・2%。いずれも、この5年間では一番少ない改編率となった。



