13代目市川團十郎白猿の襲名を控える歌舞伎俳優市川海老蔵(44)が15日、東京スカイツリーで、11~12月に歌舞伎座で行われる襲名披露公演の記念企画として点灯式を行った。

海老蔵、8代目市川新之助を名乗り初舞台を踏む長男堀越勸玄君(9)、長女市川ぼたん(11)が3人で点灯スイッチを押すと、スカイツリーが「團十郎茶」と呼ばれる柿色に染まった。

ライトアップされたツリーを見上げた海老蔵は「すごいですね。何と言っていいのか分かりませんけど、すごいですね。このようなことが現実に起こることは夢のようです」と話した。

ぼたんは「大好きなスカイツリーが、成田屋にとって大切な柿色にライトアップされてうれしいし、何よりきれいです」と喜び、勸玄君は「スカイツリーさんが柿色に染まって…、スカイツリーさんが計画してくださって、実行できてうれしいです」と笑みを見せた。

5月に、スカイツリーの最も高い場所でにらみを披露したことが縁で、今回の企画が進んだという。点灯式はツリー下の広場で行われ、海老蔵は「この企画を聞いた時、本日も上空で踊るのかなという一抹の不安がありましたけど、ここで良かったです」と笑った。

襲名披露公演は11月7~28日、12月5~26日。今月31日には特別公演も予定されている。

海老蔵は「ようやく襲名披露公演ができますのは、やっと、という思いです。うれしさ、緊張感を持って過ごしております。刻々と近づいているのをひしひしと感じております」と話した。

特別映像の上映の後、海老蔵は舞踊「三番叟(さんばそう)」を披露した。