3月5日に遠征先の佐賀県で心不全により70歳で亡くなった俳優志垣太郎さんの長男、匠さん(34)が自身のツイッターを更新し、今後の取材自粛を呼びかけた。

「昨晩は父に関するご報告をこのアカウントでさせて頂きました。私も母も既に芸能界を引退しており、今私は一般人として働かせて頂いております。今後も会見などや取材をお受けする予定はございません。このアカウントの更新も、このご報告を最後にさせて頂きたい所存です。何卒宜しくお願い申し上げます」とつづった。

匠さんは7日にツイッターを更新し、父志垣さんの死去を報告していた。3月4日以来のツイッター更新となり「久しぶりに更新をさせて頂きます。皆様へ大切な【ご報告】がございます」として、父が亡くなっていたことを伝えた。「遠征先の佐賀県において、急な体調不良による心不全のため、帰らぬ人となりました」とのこと。「いつも元気だった父に起きたあまりに突然の出来事であり、私と母は現実を受け止める事ができない状況が続いておりましたが故、発表が遅れてしまいました」と、9カ月たってからの発表について説明した。

志垣さんは東京・大田区出身。1969年(昭44)に舞台「巨人の星」でデビュー。71年に日本テレビ系ドラマ「おれは男だ!」で森田健作のライバルを演じ、人気を集めた。「水戸黄門」や「半沢直樹」など、ドラマに多数出演。「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」などバラエティー番組にも出演し、お茶の間に親しまれた。