日本テレビの水卜麻美アナウンサー(35)と電撃結婚した俳優中村倫也(36)が主演する、映画「宇宙人のあいつ」(飯塚健監督、5月19日公開)の完成披露上映会が11日、都内で行われた。結婚後に中村が公の場に出てくるのは初めて。

中村は観客に向けて、照れ隠しなのか「元気ですか!」と2度あいさつ。観客が「元気です」と答えると、「感動して胃酸で出ています」と喜んだ。

舞台あいさつには、中村のほか、伊藤沙莉(28)バナナマン日村勇紀(50)柄本時生(33)が出席。

MCが「ご結婚おめでとうございます」と声をかけると、会場からは盛大な拍手が送られた。日村が「さあ!」とあおり「笑っていいとも!」のタモリばりに3拍子で締めると、中村は照れながら「すみません。ありがとうございます」と小さな声で答え、館内は和やかな雰囲気になった。

さらに、日村が「結婚の時には、ライングループが盛りあがったよね」と振り返ると、伊藤は「日村さんは、倫也さんの結婚(の話)なのに、一緒におじぎをしていた。それが気になって」と笑いがとまらなかった。

今作で中村が挑むのは、真田家4きょうだいの次男・日出男として、家族になりすましてきた訳アリ宇宙人。23年間も日出男として一緒に過ごしてきたが、地球を離れるまでの残された3日間で人間としてやり残したことに奮闘する物語。撮影は昨年3~4月に、高知でオールロケで行われた。脚本も担当した飯塚監督のオリジナル作品。

伊藤はしっかり者の長女の想乃を、真田家の親代わり、長男の夢二を日村が、頼りない三男の詩文を柄本がそれぞれ演じている。

中村は役作りについて「戦国時代の武将の役だと、ゆかりの地などを訪れたり、お墓参りしたりするんですが、今回は宇宙人なので、土星に行きました。7時間くらいかかりました」と爆笑を誘った。

宇宙人役のため劇中で変顔をしているが、それは伊藤からもらったものだという。伊藤は「変顔をくれといわれたので、あげました。みんなで一緒にすべりたいと」と話すと、共演者からあおられ、この日も変顔を披露した。

舞台あいさつは、本当のきょうだいのように和気あいあいで、トークが止まらない。日村は「もう最高のメンバーで、こんなきょうだいがいたらいいなと思って。作品にもそれがでていると思います。本当に仲良くなって、50歳過ぎて、芸能界でこんなに仲良しになるとは思わなかった」。

中村がバナナマンのファンだったことは有名で、個人的にもつきあいは長く、2人はよくゴルフにいく間柄。劇中では、中村が日村の前で号泣するシーンがあったという。日村は「事前に、(中村が)泣くから驚かないでってささやくんです。それで、実際に、本当に号泣するんです。本当にプロの役者さんはすごい。まさか、倫也の世界に呼んでもらえるとは夢にも思わなかったから緊張しました」と言えば、中村も「日村さんのプレーヤーとしての能力のすさまじさっていうのは知ってたので。撮影に入る前は、心配だなみたいなこと言っていたけど、全然余裕ですよって僕は思っていて。劇中ではさく裂してるんで、最後は、は夢二、最高ってみんななってると思います」と称賛した。

最後に、中村は「この映画はなんていうんでしょう、って言う感じの作品です。宇宙人のおもしろい乗りと、人と人のつながり、家族の絆も描かれています。この3年間、みなさんも人とのつながりを考え直したと思いますが、じんわりしみてくる映画になっていればいいなと思っています」と語った。