米起業家のイーロン・マスク氏(52)が、元恋人で、3人の子どもの母親でもあるカナダ人歌手グライムス(35)の帝王切開による出産中の写真を家族や友人に送り、拡散させていたことが分かった。グライムスは先日、マスク氏との間の3人目の子どもを極秘出産していたことが報じられたばかりだが、12日に発売された伝記本「イーロン・マスク」の中でグライムスによって明かされている。
同書は米ジャーナリストのウォルター・アイザックソン氏が、マスク氏に3年間密着して執筆したもので、家族や友人、ビジネスパートナーらのインタビューも掲載されている。この中でグライムスは、2019年に第1子X AE A-Xii(エックス・アッシュ・エートゥエルブ)を体外受精によって妊娠したと明かし、出産の際には帝王切開中の写真を自身の父親や兄弟を含めて親族や友人にマスク氏が送ったと明かしている。グライムスは当然のことながら恐れおののき、削除させようとしたが、マスク氏はなぜ自分が動揺しているのか、まったく理解していなかったと述べている。
同書の中では、出産時期は不明だが2人の間の3番目の子どもとなるTau Techno Mechanicus(タウ・テクノ・メカニクス)が誕生していたことなども明かされている。
2人は18年にX(旧ツイッター)を通じて知り合い、交際に発展したと伝えられている。グライムスは昨年、ヴァニティ・フェア誌のインタビューで21年12月に代理出産で第2子が誕生したことを明かしている。
マスク氏には、過去の結婚でほかに5人の子どもがいるほか、自身が率いる新興企業ニューラリングの幹部ジヴォン・ジリスさんとの間にも生後16カ月の双子の子どもが誕生しており、計11人の子どもがいるとされている。ジリスさんは伝記の中で、マスク氏は賢い人に子どもを産んで欲しいと切実に望んでいたと述べていることが伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)



