「京都国際映画祭2023」の授賞式が15日、京都・よしもと祇園花月で行われ、牧野省三賞を受賞した阪本順治監督(65)、スペシャルゲストの名取裕子(66)らが参加した。また三船敏郎賞は竹中直人(67)が受賞した。

「どついたるねん」(89年)以降、「新・仁義なき戦い」(00年)、「座頭市 THE LAST」(10年)、「北のカナリアたち」(12年)、新作の「せかいのおきく」などの話題作を手がけてきた阪本監督。「(賞は)日本映画の発展に寄与した人物が対象という話ですが、わたしはまだ何も寄与してません。これから日本映画のために働きます」と、今後さらにエネルギッシュに創作に取り組む事を誓った。

記念のトロフィーを阪本監督に手渡した名取は「おめでとうございます。私なんかがここにいるのは場違いですが、天国にいる中島貞夫監督(同映画祭の名誉実行委員長)から『しっかりやりなさい』と言われた気がするので…」と祝福した。

同映画祭クロージングでは、ことし6月に88歳で亡くなった中島監督をしのぶトークショーが行われ、同監督の「序の舞」に主演した名取、阪本監督、映画プロデューサー奥山和由氏が参加した。

牧野省三賞は日本映画の発展に寄与した映画人が対象で、1958年に設立された。