9月に25歳宙組団員が転落死して以降、公演日程を再考していた宝塚歌劇団は15日、外部調査チームから指摘を受けていた「過密スケジュール」を見直すと発表した。主な変更は「週10回」の公演を「週9回」とし、稽古日数を十分に確保するため、すでに発表している初日日程も遅らせる。
例年、元日に兵庫・宝塚大劇場で開幕していた本拠地作について、今年は星組公演が予定されていたが、初日は「1日13時公演」から「5日15時30分公演」へ変更する。
また、入団7年目以下の新人公演については、来年1~3月分は、開幕間もない兵庫・宝塚大劇場公演はとりやめ、東京宝塚劇場公演のみ実施する。
劇団は「11月14日に公表した調査報告書で対処すべき課題(提言)として指摘いただいた内容を真摯(しんし)に受け止め、各種改善策に取り組んでいます」とした。
スケジュール改革については、現在も進めているが、「過密な公演スケジュールの解消」「新人公演の在り方の見直し」などについて「前倒しして実施いたします」と伝えた。11月の会見では、すでに110周年にあたる来年前半の日程を発表しており、来年後半以降の改革と発表していた。
また、来年1~3月の公演のうち、すでに前売りチケットを販売して完売しており、混乱は必至だ。
劇団は「公演中止となる回が生じ、その回のチケットをお買い求めのお客さまには、ご観劇いただくことができなくなり、大変ご迷惑をおかけいたしますこと、心よりおわび申し上げます」とした。
本拠地作は、原則として組メンバー全員が出演。宝塚大劇場で開幕し、その後東京宝塚劇場が続き、各組が順次、上演していく。
その合間には、組のメンバーが別れて上演する公演もあり、他劇場公演については現行通り。
月組の梅田芸術劇場公演(1月17日~1月31日)、月組バウホール公演(1月24日~2月4日)の日程に変更はない。



