窪塚愛流(20)が20日、東京・赤城神社で行われた初主演映画「ハピネス」(篠原哲雄監督、5月17日公開)大ヒット祈願イベントで、台本を読んで初めて涙したと明かした。

「ハピネス」は作家・嶽本野ばら氏の同名小説の実写化作品。窪塚は、蒔田彩珠(21)演じる心臓の病気で余命1週間を告げられた高校生の由茉から「わたしね、あと1週間で死んじゃうの--」と突然、告白されたことに戸惑いながらも、彼女との幸せな日々を一緒に作り上げることに協力する雪夫を演じた。この日が「国際幸福デー」(ハピネスデー)であることにちなみ、初共演の2人が大ヒットを祈願した。

窪塚は作品について聞かれ「よく、あると言ったら何ですけど…寂しい、悲しい気持ちに満ちあふれる。台本を読んで、涙を流したことがなかったですけど…涙が出た」と台本を読み、涙したと明かした。その上で「涙が出て温かい気持ちになったのは、なぜだろうと…分からなかったんですけど、自分の中で納得させたかったですし、初主演のプレッシャーより、心から挑戦したいと思った」と主演を決めた時の思いを振り返った。

窪塚演じる雪夫は、残された日々を悲しみに暮れるより笑顔で幸せに過ごしたい、自分らしく生きる…そして何よりも愛する人とずっと一緒にいたいという由茉の願いをかなえるために、悲しみや不安を胸に閉じ込め、彼女に寄り添う、奇跡のような7日間を描いた。撮影を振り返り「想像以上にいろいろな意味で追い込まれた。1シーンに1つ、重いシーンがあってハピネスと感じられることはなかった。強いて言えば、ささいなひと言…普段、シャワーなんですけど湯船にお湯を入れた。いつも以上に、うれしさとありがたさを感じることができた」と振り返った。

日常でハピネスなことは? と聞かれると、窪塚は「僕は、ですね…家族も、もちろん大好きなんですけど、東京、大阪、沖縄…日本各地に友だちがいる。LINE電話をかける時、最近、何を頑張っているか聞く。ジャンルを違えど、頑張っている姿を見るとハピネスを感じる。多分、寂しがり屋だと思います…僕。3日前にも電話しました」と笑みを浮かべた。