漫才コンビ「ナイツ」が30日放送のMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(土曜午後3時=関西ローカル)に出演。漫才協会に入ることになったきっかけについて語った。

現在、塙宣之(47)が漫才協会の会長、土屋伸之(46)が常任理事を務めている。塙によると、所属するマセキ芸能社の当時の社長は、若手に必ず「漫才協会に入りなさい」と勧めていた。

ほかの若手コンビは「テレビで活躍したい」と断ると、それきりだったが「我々だけ『ふざけんな』って言われて。『お前らは絶対、寄席でしか売れない』って社長が言われて…。それで『漫才協会に入らないとクビにする』って言われたんです。クビにするって言われちゃったので、もうしょうがない。クビになるんだったら漫才協会に入るしかない」。実は、渋々、入会したという。

ただ、当時の漫才協会について、塙は「テレビに出られなくなった人たちが行くところだよって言われちゃって…」と苦笑い。

それでも、なんとかテレビに出ようと、コントに挑戦することを考えたものの、すぐにあきらめることに。その理由は「塙の演技がヘタすぎた」ことだった。

塙といえば、テレビ朝日系ドラマ「警視庁・捜査一課長」で、一課長付運転担当刑事の奥野親道を演じていた。しかし、ネットの評判は「『顔の表情筋が殉職してる』って…。『流れるような棒読み』って…」と散々だった。

「もともと目が笑っても、笑ってないって言われるんですよ。第4話のシーンで、最後に『一課長、解決してよかったですね』って言って、ニコッて笑うシーンがあったんですけど、次の回の真犯人だと思われた。ネットで『あいつ、次、真犯人だろ』って考察が生まれちゃった」

笑いを誘いながら、振り返った。

そのため、コントを演じようとしても「道具が全部置いてあるんだったら、まだできるんですけど…。エア芝居が若手の時って多いじゃないですか。コンビニの店員さん系とか。『コンビニって、今どこにあれがあるんだ?』って分かんなくなっちゃって…」と明かし、土屋も「最初に設定したレジがどっかいっちゃう」と笑っていた。