アーティストこっちのけんと(29)が31日、日本テレビ系特番「24時間テレビ48」の大阪・読売テレビの関西ローカルパートで、「双極性障がい」で苦しんだ経験を元に完成させた楽曲「死ぬな!」を生披露した。
こっちのけんとは、大学卒業後に入社した企業でのプレッシャーにより、メンタルのバランスが保てず倒れてしまい、医師から「双極性障がい」と診断された。
その経験を元に作った「死ぬな」を「自分なりの今の全力と、応援しくれている人、同じ病気の人たちのためにもいつもより振り絞って歌えたら」と生パフォーマンス。歌唱後は「自分とは思えないようないろんな感情があふれてきて、ステキなステージになったと思います」と振り返った。
同局の黒木千晶アナウンサーとの対談VTRでは「『そううつ』とも呼ばれるんですけど、テンションが高すぎたり、低すぎたり、それが交互に来ちゃう病気。抑うつ状態になって、ずっと休職して」と当時の状況を説明。現在の状況については「半分くらいは受け入れられている」と言いながら、「いまだによくわかってなくて。よく『アドレナリンで頑張れる』みたいな瞬間があるじゃないですか。そういう気持ちでできてる時もあるんですけど、体力を前借りしている感覚があって、この1週間頑張ったら次の1週間プラス2日くらいは鬱(うつ)になっちゃうみたいな。傾向は見えてきた」と語った。
障がいに対する周囲の反応に対し、言いたいことを聞かれると「あります。誤解を生むかもしれないですけど」と前置きした上で、「いろんな人が『待ってるね』と言ってくれる。ただ、待っているだけじゃ満足できない。病気のことを待ってくれている間に理解を進めてほしいなというのは当時、思っちゃってました」と率直な思いを吐露。「音楽がなかったら、何もできなかった。今まで追いかけていた理想の自分に別ルートで届いた感覚がある。音楽をやってて良かったとそこで思いました」と話していた。



