元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(58)が13日放送のカンテレ発フジテレビ系「旬感LIVEとれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西地区)に出演。岩手県内でクマに襲われ、60歳で死去した元レフェリー笹崎勝巳さんをクマ被害で亡くした思いに触れた。

相次ぐクマによる被害を受け、13日から警察官がライフルを使って駆除することが可能になった。番組では、MCの青木源太アナウンサー(42)が、クマによる人的被害が深刻な秋田県の東成瀬村を訪れて、猟友会のハンターを取材。クマ被害の様子や、現状における問題点、課題などを取り上げた。

取材VTRを見た北斗は、「今年に入ってクマ被害って、この『とれたてっ!』でも何度かやりましたけど、その時『怖い』とか、クマと人間の共存とか、私もコメントでしたじゃないですか」と切り出した。

今年10月、岩手県北上市内の温泉旅館で、従業員の男性が露天風呂の清掃作業中にクマに襲われ、翌日に遺体で発見された。この被害男性が、笹崎さんだった。

北斗は、「被害に遭われたのが、私とずっと一緒にやってきた同僚だったんですね。レフェリーだったので。女子プロレスの時からともにやってきて、友人であり、同僚でありっていう人だったので」と明かした。

続けて、「そういうことがあって初めて、このクマの恐ろしさ…もう自分の身近で起こって。初めの一報は、何が起こったのか分からなかったんですよ」と回顧。

「(ニュースを)テレビを見て、『ああ、怖いな』。誰かが襲われた、亡くなったら『かわいそうだな』とか。クマが撃たれている姿を見たら『かわいそうだな』とかって思って、そんなコメントを今までしてきましたけど、実際、身近で起こったらそんなことを言っている場合じゃない」と大きな衝撃を受けたことに触れた。

「どれだけ家族の皆さんが悲しんでいるかとか、周りのみんながどれだけ悲しむかとか…。また、クマから身を守る方法とかってテレビでやったりする。果たしてそれで守れるんだろうかとか思ってしまうんですね」とも。

猟友会や警察官について、「皆さん、自分の命も守らなきゃいけないじゃないですか。本当に危険なことなので」と話し、「こんなことがいつも起こってから、みんな動くじゃないですか。そうじゃなく、クマの生態って専門家の方とか分かるじゃないですか。そういう生態とかをもうちょっとみんなが知って…」と述べた。

「コロナの時と似ているような気がするんですが、初めはみんなそうでもないというか、大きくなったらどんどんことが進んでいく。そうじゃなくて、もっと前もってやるべきじゃないのかなと思いますね、こんな被害が出る前に」と話していた。