漫才日本一を決める「M-1グランプリ2025」の決勝が21日、都内で行われる。今年は1回戦からの熾烈(しれつ)な戦いを勝ち進んできた、ヤーレンズ、真空ジェシカ、ドンデコルテ、エバース、ヨネダ2000、豪快キャプテン、めぞん、ママタルト、たくろうの9組が進出を決めており、当日直前に行われる敗者復活戦を勝ち抜いた1組を加えた10組の中から21代目の王者が決まる。
今回は2連覇中の令和ロマン、前回2位のバッテリィズが出場しておらず、混戦が予想される。常連では昨年3位で5年連続進出の真空ジェシカ、3年連続のヤーレンズらがその座を狙う一方、初進出も4組おり、豪快キャプテン、ドンデコルテ、めぞん、たくろうが大舞台での一気のブレイクを目指す。
特にヤーレンズは23年、24年の決勝で令和ロマンに競り負けており、今年はライバルが不在に。出井隼之介(38)は決勝進出会見の際に「今年僕らが優勝して、来年令和ロマンに出てもらって最終決戦をしたい」とチャンスをものにして現王者との“再戦”を熱望していた。
2度目の決勝進出となる唯一の女性コンビ、ヨネダ2000や、実力者のエバース、ママタルトも1度目のネタ披露後に上位3組が進む最終決戦に残るだけの力はある。テレビの生放送や審査員の論評なども聞きながら進める決勝の雰囲気は準決勝までとは全く異なり、その場での一気の笑いで頂点をさらうことも十分可能だ。
大会はプロアマ問わず結成15年以内のコンビに出場資格があり、今回は過去最多1万1521組がエントリー。優勝賞金は1000万円となっている。常連組の悲願か、新顔のブレークか。絶対王者不在の中で行われる今年の決勝も見どころたっぷりだ。



