元NHK記者でジャーナリスト鎌田靖氏が24日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。詐欺メールを受信して指定された電話番号にかけたが、相手の応対がおかしいと感じて詐欺を未然に防いだことを語った。

鎌田氏は今年8月に「電話料金の問い合わせ」というメールを受信。メールに記載された電話番号に電話をすると、電話会社を名乗る男に「携帯電話の料金の請求額が数十万円になっています。詐欺にあっているようなので、警察に届けてください」と言われた。鎌田氏が「最寄りの警察に行きます」と返すと電話の男は「連携している警察の窓口があるからそこに電話してほしい」と話されて、鎌田氏は内心「おかしい」と感じたが、指示された番号に電話をした。

すると「大阪府警捜査2課です」と出たので、鎌田氏は「明らかにおかしい」と感じながら、過去の取材経験をいかして「2課の何班ですか」と質問をぶつけた。すると大阪府警2課を名乗った男はしどろもどろになってしまったという。そこに鎌田氏は「府警なのに東京弁ですね」とたたみかけた。このときに鎌田氏は、電話口の男が別の人物と相談している様子を察知。すると電話は突然切れたという。以来、電話がかかってくることはなかった。

MC恵俊彰が「ダマす側も失敗しましたね。もっと詳しい情報を持っている人と電話してしまった」と話した。鎌田氏は「電話番号が『06』からはじまっていたので、なんで大阪と思って」と当時、不思議に思ったことについて語った。さらに鎌田氏は「『2課』と答えたので、警視庁でもそうなんですが、2課の下に、なんとか班という係があって、それを聞いたらしどろもどろになったんですね。なんかおかしいと思ったら、向こうがガチャ、って電話を切ったということです」とそのときの状況を説明した。

さらに鎌田氏は「そのときに僕、NTTと名乗る男にもう1度電話をかけたんですよ。『警察に電話したけど、向こうから切ってきたけど、これ、どういうことなんだ』って言ったら向こうもしどろもどろになって、ガチャンと切られました」と話した。

そして鎌田氏は「私は警察の取材をしたことがあるんで、おかしいなと気付きましたけど、基本的に警察、って多くの国民から信頼されているじゃないですか。なかなか普通の人だと分からないなと思いました」と述懐した。恵が「鎌田さん、どのあたりからおかしいと思いました?」と問うと鎌田氏は「大阪府警というところからおかしいと思いました。決定的に大阪弁じゃないというのがおかしい、と」と話した。